【海からのおくりもの・・・蛸】

タコ・蛸・章魚・Part2(食文化編 )

 

タコは、日本文化の一つと言えるほど古来から好んで食べられてきました。
現代でもタコ焼きなどはポピュラーな食べ方ですが、他にも酢のもの・鮨ネタ・刺身・マリネ・シーフードサラダなどいろいろな料理に利用されています。

タコをご自分で料理する方は多いと思いますが、ぬめりを取るのに皆さんはどうされていますか?
私の家では塩を使いますが、プロの方が蛸のぬめりを取る際は、米ぬかを使うそうです。
どうぞお試しを!

また、タコをゆでる場合は硬くなりすぎないように以下のようにすると軟らかく食べられます。

 1: 鍋に沸騰した湯を用意し、蛸を足先の方からゆっくり入れていきます。
 2:一時的にお湯の温度が下がって、沸騰するのがおさまります。

 3:再度お湯が沸騰してきたら火を止め、
5〜6分間そのままにします。

 4:タコを取り出して、ゆっくり冷まします。

タコにはアミノ酸の一種でタウリンという物質が血圧を正常に保つ作用があるとされていますし、低カロリー高蛋白なので健康食としてもよく使われています。

遠い昔では、江戸時代に「桜煎り」という料理があり、タコの足を薄切りにして、だし汁・たまり・酒などでサッと煮て食べられたそうです。
しかし、海外では特定の国(イタリア、スペイン、メキシコ、ギリシャなど)を除いて食べる習慣がなく、欧米ではデビルフィッシュ
(悪魔の魚)となどと呼ばれて食べられませんでした。

志摩地方でのタコ漁は、春から秋にかけて小型の定置網や壺・籠を使って行ないますが、この中の「籠や壺を使ってのタコ漁」の方法として一般的に、昔ながらの素焼きのタコ壺で獲るのを思い浮かべますが、現在の志摩地方では一般的に籠で獲ることがほとんどです。
この籠はビニールで編まれた長方形の形で、両端に穴が開いています。
よくある一方通行のウツボ籠と原理は同じ
(形は違います)で、中のえさを取りに入ると出られなくなります。

中に入れてあるエサは、主にソーダカツオやヒラゴイワシ、カニなどで、夕方に籠を沈めておき次の日の早朝に引き上げます。
しかし、最近ではアフリカの北西部海岸で獲れたものを輸入したものが多く出回り、日本産のタコは高級品となっているようです。

皆さんのご家庭で「我が家ならでは」のタコ料理がありましたら教えて下さいね!

 

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