【海からのおくりもの・・・アワビ】

アワビ・Part4 (鮑の環境2)

年々減少していく海女さんの数と共に比例してアワビの漁獲量は確実に減っています。

昭和58年から平成2年頃までアワビは順調に獲れていましたが、志摩町ではアワビの漁獲高が大きく減少傾向をたどっており、漁業関係者のみならず、ホテル・旅館・飲食店・販売業者・住民など生活に直結する情報として「海女さん」の動向を心配する声が多く聞かれます。

アワビの漁獲高が減少した原因として考えられていることは、餌となる海中林の荒廃や海況の変化、合成洗剤や家庭排水などによる環境の悪化など、多くの要因によって磯場が徐々に蝕まれていることが原因のようです。志摩地方では、アワビ増産に向け、アワビ稚貝の放流事業や、 “天敵”であるアメフラシやヒトデの駆除を行うなど努力をするほか、増養殖場改良事業として人工的な磯場を作り、アワビの生息場所の拡大を図っています。

先程、「年々減少していく海女さんの数と共に・・・」と書きましたが、ここ数年では意外と海女さんになる人達が増えてきております。とはいっても海女(あま)さんではなく男性の海士(あま)さんなのですが、地元では少し希望が見えてきたと喜ぶ人達も多くなりました。しかし、いかんせん絶対数が少なく、将来が不安であることは少しもかわりません。全国の地域でも同じ悩みを抱えている人達は沢山いると思われますし、また環境の悪化が懸念される中でそういった問題に取り組んでいる方々のご苦労は痛いほど感じます。

子供や子孫に、少しでも美味しいものを今より安く、美味しく口にすることが出来る環境を残すため、一人一人が今出来ることをやらなければ・・・と痛感します。

 

【やんちゃTopへ戻る】 【トピックへ戻る】
   
伊勢志摩やんちゃインフォメーション