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 宝石のお手入れのご参考に!

真珠は傷つきやすい
 真珠はモース硬度が3.5度で、ルビー、サファイアの9度、水晶の7度などに比べればかなりやわらかい宝石ですので、爪で強く押してもキズはつきませんが、金属や硬い石、ダイヤモンドや硬度の高い宝石に擦りつけないよう注意し、ハンドバッグや宝石箱にしまうときも、ダイヤモンド等の硬い石と同じ宝石箱に入れないように気をつけてください。なお、脂脱脂綿の漂白作用で色つやがなくなりますので、 脱脂綿で包むのも避けてください。

汗や酸に気をつける
 人間の汗は99パーセント水ですが、ほかに食塩、カリウム、含窒素物、乳酸などを含み、希薄な食塩水といえます。このため、素肌にネックレスをつけたまま汗をかくと、汗が真珠の表面に付着し、光沢を失ってしまいます。使用後はシリコンクロスやセーム革のようなやわらかい布で拭くか、汚れが目立つようなら、洗面器の湯 に台所用の中性洗剤を2〜3滴たらし、そこへ宝石を入れて軽くふり洗いし、汚れが目立つ箇所は、歯ブラシで爪がはずれたりしないよう、丁寧にやさしく軽くこするように洗って下さい。汚れが落ちたのを確認したら、次によく洗剤を洗い流し、最後に乾いた布で、水気をていねいに拭き取る。水気も宝石の敵となるので、水分を残すことのないようよく自然乾燥してから、保管してください。
 真珠は、汗のほかに酸に弱いので、オレンジジュースなどの果汁類や 酢を使う料理たとえば酢の物やお寿司を調理するときは、あらかじめリングなどをはずしてから調理して下さい。また、お炊事のほか、洗剤を使って浴槽などを洗うとき、温泉で硫黄鉱泉に入浴するときなど、いずれも真珠製品をはずしておくのが無難です。真珠は酸だけでなくアルカリにも弱いので、気をつけて下さい。
 また急激な温度変化の影響を受けると、内部にひび割れをおこすこともあるので、 火のそばで宝石を扱うのも避けて下さい。漂白剤やソース類にも気をつけてください。
ネックレスの糸は1年か2年に一度かえる
 「汗は真珠によくない」といわれるのは、真珠の主成分が炭酸カルシウムのため真珠そのものによくないこと、そして汗がネックレスの糸を弱くすることにも帰因します。今日ではネックレスの糸もむかしの絹糸とはちがい、テトロン製またはガラス製と丈夫になってきていますが、汗の汚れは早く糸が朽ち、弱くなる原因をつくります。できれば1年か2年に1度は買い求めた店で糸通しをしてもらいましょう。
真珠製品はオーデコロンをつけてから付けるようにしましょう。
石鹸水、または揮発性の強い薬品や化粧品は、真珠の光沢を損なう原因になります。香水やオーデコロンを吸ってシミになるばかりでなく、石鹸水などは色まで変えてしまうことがあるからです。同じ理由で、ナフタリン、マニキュア、除光液 、ベンジン、ヘアー・スプレイ、フォルマリンなどにも注意を要します。フォルマリンはタンスの接着剤などに使われているため、フォルマリンの臭いが完全に消えるまで、そのタンスには真珠を入れないほうがいいでしょう。また、香水と真珠製品を同じ抽出しにしまわないのはもちろん、オーデコロンをつけ、乾ききった後で、ネックレスやイヤリングをつけるようにしてください。
衝撃に対しては弱くもろいものである
 衝撃を与えないように注意いたい。いくらダイヤモンドが硬質で、キズがつきにくいといっても、衝撃に対しては弱く、以外にも割れやすい性質をもつ。スポーツなどの活動的な行動の際は、宝石を身に付けないようにしたい。鉱物のなかで一番硬いダイヤモンドを硬度10とし、一番柔らかいタルクを硬度1として配列している。鉱物以外のものを、このモース硬度に当てはめてみると、例えばナイフの刃は6・5、板ガラスは5・5、また砂やホコリに含まれている石英の微分は、硬度7。つまり硬度6のオパールなどは、砂によってキズつけられる危険性がある。ダイヤモンドも硬度がもっとも高いからといって安心するのは間違いであるで、ダイヤモンド同士が擦れ合うことにより、キズがつくこともある。また、こうした硬度の低い色石は、ドアの取っ手や電車、自動車などの金属に触れ合うだけでもキズがつくおそれもある。宝石が丹精込めて加工された一品だとしても、頻繁に身に付けている間に、細工の細かな部分が緩んでくることもあります。とくにリングの場合知らないうちに洋服などにひっかけることが重なったりして、爪が緩むこともあります。そのまましらずに放置しておくと、ある日宝石が落ちてなくなっていることに気づき。折あるごとに、爪がしっかり中石を留めているかをチェックしたほうがよいでしょう。


宝石のなかには水を嫌う性質を有するものがあり、水に触れると水分が内部に染み込み、石を変色させる原因となってしまいます。愛しい人と巡り逢ったと同じように宝石もきっとあなたの大切なものであるはずです。不注意で傷をつけてしまったとか石を変色させてしまったなどの悲しい思いをしないように、それぞれ真珠以外の石の性質などを列記しました。保管などのご参考にご覧下さい!

エメラルド
 超音波での洗浄は絶対避けること。落としたり、何かにぶつけたりするだけで、案外簡単に破損することがあるので、身に付ける際は気をつけてください。

オパール
 非常にデリケートなので、繊細な取り扱いが望まれる石である。特に熱に弱い。火が近くにある際は、はずしておいたほうが無難である。また、硬度も低いため、表面がキズつきやすいという欠点もある。保管する際は、他の宝石と同じ器にしまうのではなく桐の箱などに1個ずつしまいこむようにするといいでしょう。なぜなら、オパールは乾燥に特に気をつけたい石である。桐の材質の箱ならば、自然に温度や湿度を調節してくれので。またこの石も超音波による洗浄は避けること。

ダイヤモンド
 油になじみやすい性質を持っているので、指輪をしたまま化粧品を扱ったり化粧落としをしたり、キッチンで油料理などをすると、その成分でダイヤが曇ってしまうことになります。日常的なケア方法は石に付着したホコリなどをシリコンクロスやセーム革などで拭き取るだけでいいでしょう。時々、中性洗剤を薄めたぬるま湯に浸け、歯ブラシなどでやさしく洗ってあげるといいでしょう。硬度10と石のなかではもっとも高い硬度を誇っているからといっても決して割れないわけではありません。ある一定方向から力が加わった場合、ダイヤモンドとはいえ案外もろいところがあります。衝撃を加えないよう注意してください。

トルコ石
 トルコ石は乾燥に弱い。というのも、多孔質といって、結晶のなかに多くの水分を含む穴を有しているので、乾燥してくると、なかの水分が蒸発し、そこから亀裂が生じてしまうからである。またトルコ石は熱にも弱い。火や水が周囲にあふれている場所は避けること。洗剤がとけた水分が石の中に入り込み黒ずんでしまうことになる ので水洗いにも注意が必要である。使用後汗を布等で拭き取ることは忘れずに。超音波による洗浄は避けること

キズに注意したい宝石
エメラルド、オパール、トルコ石、真珠、べっ甲など有機質の宝石。
エメラルドは硬度は高いが、粘り強さがないので、キズがつきやすい。ダイヤモンドとは別のところに保管するように。
割れやすい宝石
エメラルド、タンザナイト、ムーンストーン、トパーズ、クンツァイト、アマゾナイト、マラカイトなど
汚れが溜まりやすい宝石
ダイヤモンド、トルマリン、トルコ石、オパールなど
火に近づけたくない宝石
すべての宝石が当てはまるが、なかでもオパールやトルコ
水が内部に染み込みやすい宝石
トルコ石、アマゾナイト、マラカイト、ラピスラズリなど多孔質なので水分が内部にしみ込んで変色してしまうこともある。それらの宝石を着けたら手を洗うときもちょっと気をつけて。すぐに水を拭き取ることを忘れずに!
虫に弱い宝石
べっ甲、象牙などベッコウ、象牙といったすべての有機質の宝石は虫に弱いので、保管場所は特に注意が必要。ベッコウは虫がつきやすく穴が開いてしまうほどなので、必ず虫よけを入れること。1度虫などでキズがつくと後は削ってしまうしかない。
果汁や化粧品、薬品類に注意したい宝石
パール、トルコ石、アマゾナイト、マラカイト、ラピスラズリなど有機質の宝石は薬品類に触れると光沢が失われてしまう。ヘアスプレー、マニキュア、除光液、フレグランス、ベンジンや漂白剤、クリーナー類も注意
光線に弱い宝石
アメジスト、トルコ石、クンツァイトなど有機質などの宝石は強い太陽光線やスポットライトが苦手。


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